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ともに働き、ともに育む
理想の住まい像

住むを考える​ 

青木裕子さん

 

フリーアナウンサーとして活躍する青木裕子さん。2児の男の子の母として、子育てにも忙しい日々を過ごしています。家族の過ごし方や理想の住まいについて、弊社社長・須賀と語ってもらいました

子どもが「やりたい」と思う収納の工夫が、自律を促すコツ

須賀●青木さんはさいたま市のご出身とお伺いしましたが、埼玉での暮らしや環境にはどんな印象をお持ちでしょうか。


青木さん●私は旧与野市で育ちました。さいたま市は、都内に近いですし、学校もたくさんあって暮らしやすいという印象ですね。大宮や浦和はショッピングや遊びにとても便利な半面、東京都内ほど混雑することもない。生活しやすく、子育てをするのにも、とても適した場所だと思います。

 

須賀●おっしゃる通りですね。今まさに、子育て真っ最中だと思いますが、ご家庭で子育ての決めごとやルールのようなものはあるのですか?


青木さん●上が4歳、下は2歳の男の子で、ばたばたとした毎日を過ごしています。明確なルールはないのですが、しいていえば、長男は「自分のことは自分でする」ですね。洋服を出して着替える、幼稚園の持ち物を準備する、習い事の支度をするなど、できることは自分でしています。昨年、幼稚園の年中組に上がってからは、お手伝いを必ず1つやることを約束しました。今は、夕食前にテーブルを拭くことが彼の役割で、毎日、必ずやっていますよ。


須賀●青木さんがお子さんにお手伝いを促されたのですか?


青木さん●そうですね。子どもは、小さい時は「お手伝いやりたい!やりたい!」と張り切るのですが、大きくなるにつれて「めんどうくさい」と感じるようです。長男は、めんどうくさいと感じ始めたようなので、「じゃあ、ひとつだけできることを決めようか」と話して約束しました。


須賀●私も、青木さんと同じく4歳と2歳の息子がいます。うちでは、お手伝いなどの約束事はないので、今お話を聞いて感心しました。普段の暮らしの中で、「住まいにこんなものがあれば子育てに便利だな」と感じたりしたものなどはありますか。


青木さん●自分のことは自分でできるように、子ども目線で、片づけがしやすい工夫があることですね。


須賀●アルネットホームには「トモラクの家」というものがありますが、まさに動線の中に収納スペースなどを配置しています。幼稚園のカバンや洋服などをかける場所を決めて、自分でしまえるようにすれば、自然に片づけられるようになると思います。


青木さん●子ども目線の片づけスペースは大切ですね。たとえ子どもにやる気があっても、掛けるフックに「手が届かない」というだけでやる気が失せてしまう。できる場所に作ることが、自律を促すコツですね。

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できる人が、できることをする それが家庭でのルール

須賀●「トモラクの家」は、子育てだけでなく普段の生活動線を考えて設計されているので、共働き夫婦の「時短家事」に役立つ工夫があります。青木さんのご家庭では、ご主人との家事分担はありますか。


青木さん●夫も私も、毎日決まった時間に仕事に出掛けているわけではないので、「これは私、これはあなた」と決めてしまうとかえって負担になることがあります。うちでは、「できる時に、できる人が、できることをする」のが基本。そのなかでも、夫は洗濯が好きなので、洗ってからたたむまで、
全部やってくれます。一方、料理ができないので、料理は私の担当です。


須賀●それはすばらしいですね!私は、食事後の食器をキッチンに持っていくくらい( 笑)。あと、子どもの就寝時間のタイミングが合えば、本の読み聞かせをしています。


青木さん●お父さんとのコミュニケーションが取れる本読みはいいですね。うちでは、家事のベースは私なのですが、子育ては二人でと考えているので、子どもと一緒にサッカーをしたり、出掛けたり。夫は幼稚園の行事に参加するのも楽しいみたいです。

 

 

 

 

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子どもと一緒に季節を感じられる 心地よい住まいが理想

 

須賀●青木さんのお宅も、お子さんと一緒にいろいろな経験をされていますね。


青木さん●はい。キャンプに行ったり、果物狩りに行ったり、畑で収穫体験をしたり。昨年は、トマトの実のなり方を教えるために、トマト栽培キットを買って育てました。植える時期が遅かったので、ちょっと季節外れのトマトになってしまいましたが、ちゃんと収穫できました。

 

須賀●実際に旬の果物や野菜を自分でとるという経験はすばらしいですね。例えば、自宅に大きな庭があるとしたら、お子さんと一緒に家庭菜園などが理想ですか。


青木さん●「育てる」経験を子どもと一緒にすること、例えば野菜を作ったり、花を育てたりしたいですね。春や夏に花が咲いて、秋に葉が散るような、季節を感じられる家はすてきです。あと、我が家にはチワワがいるので、少しだけ外に出られる空間があるといいですね。


須賀●実はアルネットホームでは「withわん!」という動物と共生することをコンセプトにした家も造っています。外に出られるスペースであれば、「ワンちゃんテラス」などでグルーミング( 毛づくろい)もできます。


青木さん●ペットが暮らしやすいということは、人も動きやすくて暮らしやすいですよね。大事な家族の一員であるペット含め、みんなが幸せということは本当にすてきなことです。

 

2019年を迎えての、新たな目標とは?

 

須賀●子育て、家事、お仕事とお忙しくされてらっしゃいますが、2019年の目標をお聞かせいただけないでしょうか。

 

青木さん●とにかく「毎日笑顔」を大切にすることです。家族が安心して過ごせるように、笑顔で子育ても仕事も楽しみたいと思います。須賀社長はいかがですか?


須賀●個人的な目標は、体力をつけること。40歳半ばに差し掛かりますので、筋トレなどで基礎体力を上げたいですね。会社としては、1月には群馬県太田市、千葉県柏市の柏の葉、9月には埼玉県久喜市に住宅展示場のオープンを予定しています。会社もこの秋に40周年を迎えますので、お客さまにより快適な住まいの提案をしていきたいと思います。


青木さん●本日は様々な住まいのことについてお聞きすることができ、参考になりました。中でも動線にそった収納や作業スペースの設置はとても大切だということもわかりました。毎日を過ごす空間ですから、住まいが人や生活に果たす役割は本当に大きいですね。

 

 

 

 

動線をすっきりさせれば過ごしやすい家に!

須賀●家事には、料理、洗濯、掃除などがありますが、できるだけ直線的に、最短で回れるように設備を配置するのがポイントです。先ほども挙げた「トモラクの家」は買い物をして玄関を上がり、クロークにコートなどを掛けて、その足でパントリーに食材をしまい、キッチンへ入れるような動線に設計しています。


青木さん●玄関とキッチンが近いのはうれしいですね! 買ってきた食材はすぐにしまいたいですから。


須賀●洗濯は、ランドリースペースの近くに物干しスペースを設け、干す、取り込む、たたむという動作を最短の距離でできるように工夫しています。室内物干しがあると、お天気が悪い時も安心して出かけられますよ。


青木さん●すごく便利です。夫は、ママ友が遊びに来ていても、気にせずにリビングに運んできてたたむこともあるので(笑)、たたみ専用スペースがあるのはうれしい限りです。

キッチン収納は「たくさん」よりも一目で見渡せると片づけやすい

須賀●先ほど「料理は青木さんの役割」とお聞きしました。キッチンに「こんなものがあれば便利だな」と感じているものはありますか。

 

青木さん●パントリーですね。今の住まいのキッチン収納は、小さなスペースがたくさんあるタイプ。いろいろな場所にしまうので、ストックしたものを忘れてしまうこともあるんです。一目で買い置きがわかるような収納がほしいですね。


須賀●片づけやすい、管理しやすいという点から考えると、おっしゃる通り、キッチンにパントリーがあると便利になりますね。


青木さん●料理は毎日のことですから、使いやすくて動きやすいキッチンが一番です。須賀社長は、料理はされますか?


須賀●料理は妻に任せていますが、趣味で釣りをしており、釣りに行った日は、魚をさばいて料理までするのが、私の担当です。

青木さん●それはすてきです!お父さんが釣ってきた魚を見るのも、お子さんにとってとてもいい経験だと思います。

 

 

 

 

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青木 裕子さん

TBSアナウンサーとして入社後、報道やスポーツなど多くの番組を担当し、2012年にフリーアナウンサーとして独立。2014年に長男、2016年には次男を出産した今も、多くのメディアで活躍。著書に、『母、妻、ときどき青木裕子』( 講談
社)がある。

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