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住むを考える​ 

ちはるさん

インテリア好きとして知られるちはるさん。設計士の石橋と自身の家づくり体験談を交えながら理想の家について語り合いました

好きなものは変わる」から設備やパーツは長い目で見て選びたい

ちはる●家を建てたのは、今から16年前のこと。せっかくイチから家を造るんだから、全部こだわりたい! と思っていました。35年もローンを組んで買うし、妥協はしたくなかったですね。

 

石橋●自由設計ができるハウスメーカーに依頼したんですね。特にこだわったのはどんなところですか?


ちはる●建材、パーツなどの内装から間取りまで全部です! なかでも、建材やパーツはインテリア性重視で選びましたね。当時は、カントリースタイルのアンティークが大好きだったので、ドアノブやつまみ一個でも好みのものが見つかるまで探しました。探す過程もうきうきして楽しかったなあ。その時は自分の好きなものを集めれば、居心地のいい家が完成すると思っていました。でも今の家に
16年暮らして、感じているのは「好きなものは変わる」ということ。


石橋●年を経て好みやライフスタイルが変化すると、家に求めるものも変わります。好みだけを反映すると、数年後に飽きがくるかもしれませんね。


ちはる●見た目やデザインにこりすぎると、生活しづらいこともあると実感しました。

 

石橋●間取りや素材などは、汎用性があった方がいいですね。


ちはる●これから家づくりをする人には「自分も変わることを忘れないで!」と声を大にして伝えたいですね。家づくりは、長い目で考えることが大切だなと感じています。

暮らしやすさを考えると室内環境を第一優先に


ちはる●石橋さんはこれまで数多くの住宅の設計に携わっていますが、設備、パーツ選びで重視している点は何ですか?

 

石橋●見た目も大切ですが、やはり室内環境を整えるものを選ぶようにしています。お客さまには「夏涼しくて冬あたたかい家」になるよう、設備や建材を提案させていただいています。


ちはる●温度環境を整えることは、快適さにつながりますよね。


石橋●アルネットホームでは、高性能な樹脂サッシとLow -Eペアガラスを標準採用しているので、快適な住空間を実現できます。

ちはる●石橋さんは、自身の設計で自宅を建てたんですよね。大きな吹き抜けのある、間仕切りのない大空間ですが温度は一定に保てるんですか?


石橋●サッシや窓ガラス以外に、断熱材にもこだわりました。一年を通じて温度は22~23℃、湿度は50~60%をキープできるようにしています。


ちはる●吹き抜けを設けると熱効率が悪そうだし、デザイン重視かなと思っていました。様々な工夫をすることで機能性にもこだわることができるんですね。


石橋●もし、また家を建てるとしたらどんな家にしたいですか?


ちはる●パーツや素材にこだわりすぎず「ラクに快適に暮らせる家」がテーマかな。室内環境の大切さを学んだので建材選び
の際に生かしたい!


石橋●断熱材やサッシ、窓ガラスなどは、目には見えない効果があります。技術が進歩しているので、高性能かつ見た目も優れているものが多数ありますよ。

ちはる● 今回、アルネットホームさんのショールームを見せていただいて、特にキッチンの設備が気になりました。今の住まいでは、キッチンをはじめ、洗面室、浴室など水まわりに不便を感じているから参考になりましたね。


石橋●水まわりは毎日使う場所だけに、機能性は重視したいですよね。

 

ちはる●ショールームや石橋さんの自宅など、シンプルな家の魅力を再確認しました。次に家を建てるなら、ぜひ機能性にもこだわりたいと思います

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