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和田明日香さんがショールームを訪れた印象をもとにレシピを考案。
なぜかお腹も心も満たされる料理をぜひご自宅でもお試しください。

今回、1ヶ所で3つのテイストのモデルを見ることができるショールームにうかがって、「あっちもいいな」「でもこっちもいいな」「全部住んでみたいな」と、すごく欲張りな気持ちになりました。さすがに全部住んでみることはできないので、ごはんでその欲張りな気持ちを満たせたら、と、具をたくさん詰め込んだサラダを考えました。お肉に野菜にチーズと、全部で12種類の具は、見た目も豪華。新しいおうちに友だちを招いてパーティをするときにもオススメです。ドレッシングは、住宅の3タイプに合わせて、「シーザーモダン味」「キャロットカントリー味」「じゃこネギ和風味」の3種類。12種類の具と、3種類のドレッシングを好き好きに組み合わせて楽しめる、欲張りが叶うサラダです。

​材料

鶏もも肉..............................1枚(約200g)
ハム(一口大に切る)......................... 3枚
フリルレタス(一口大にちぎる)......3枚
ベビーリーフ..........................................ひとつかみ
ミニトマト.....................................................6個
ベビーコーン(縦半分に切る)...... 3本
マッシュルーム(薄切り)....................3個
アルファルファ.................................ひとつかみ
紫玉ねぎ...................................................1/4個
れんこん.....................................................3cm
松の実.................................................1/4カップ
カマンベールチーズ(切れてるタイプ) 3個

【じゃこネギ和風ドレッシング】
ちりめんじゃこ.......................30g
醤油.........................................小さじ1
ごま油......................................ちりめんじゃこが
ひたひたに浸かるぐらい
みりん......................................小さじ1
酢..............................................小さじ1/2
万能ネギ(小口切り)......2本

【キャロットカントリードレッシング】
にんじん(すりおろす).........................1/2本
りんご(すりおろす).............................1/4個
玉ねぎ(すりおろす)............................1/4個
サラダ油....................................................1/4カップ
醤油.............................................................大さじ1
こしょう.........................................................少々

【シーザーモダンドレッシング】
牛乳.........................................大さじ3
マヨネーズ.............................大さじ2
粉チーズ................................大さじ1
オリーブオイル.....................大さじ1
レモン汁.................................小さじ1
にんにく(すりおろす)......少々
こしょう.....................................少々

​作り方

1.鶏もも肉は、余分な脂肪や筋を取り除き、両面に塩コショウをふる。フライパンにサラダ油を強火で熱し、鶏肉を皮面を下にして入れたら、ヘラなどで押さえながら焼き目をつける。裏面も同様に焼いたら弱火にして、フタをして蒸し焼きする。火が通ったら皿にあげ、粗熱がとれたら一口大に切る。


2. れんこんは、2〜3ミリの薄切りにして、ビニール袋に入れ、小麦粉適量を振り入れ、ビニール袋の口をふさいでシャカシャカふり、全体に小麦粉をまぶす。フライパンに多めの油を入れて高温になるまで熱し、れんこんを揚げ焼きする。


3. 松の実は、フライパンで少し焦げ目がつくまでから煎りする。
 

4. 大きめのサラダボウルに、123 、他のサラダの具を盛り付け、完成。


5.(シーザーモダンドレッシング)すべての材料をボウルに入れて、よく混ぜる。


6.(キャロットカントリードレッシング)すべての材料をボウルに入れて、よく混ぜる。


7.(じゃこネギ和風ドレッシング)耐熱皿に、ちりめんじゃこ、ご
ま油を入れて軽く混ぜ、ラップして電子レンジ(500W)で3分加熱。冷めたら、他の材料をすべて入れてよく混ぜる

住むを考える​ 

和田明日香さん

タレント、モデル、料理研究家、食育インストラクターと多彩な顔を持つ和田明日香さん。三児の母として子育てにも励む和田さんと、弊社東関東支店長・藤原と理想の住まいについて語ってもらいました。

使いやすく居心地のいいキッチンとは?

藤原●和田さんは料理研究家として活躍されているので、キッチンにもこだわりがありそうですね。


和田さん●私のこだわりはいたってシンプルです。わが家のキッチンは友人などがよく集まる場所なので、さっと手に取って、パパッと料理ができることが最優先。収納がたくさんあるのも魅力的ですが、しまい込むと取り出すのが面倒くさいと感じることもありますよね。だから、私は、いつも使うコーヒーメーカーや鍋、フライパンなどは見た目がきれいでかわいらしいものを選んで表に出しています。

 

藤原●ライフスタイルに合わせて、段取りよく作業ができるようにしておくことが大切なのですね。


和田さん●そうですね。それから、居心地の良さも大切。キッチンは長い時間を過ごす場所ですから、家を建てるとき、私自身が気持ちよく過ごせる場所にしようと思いました。例えばコンセントのパネルを陶器にしてもらうなど、小さくても好きなものが目に入ると、落ち着く空間になります。


藤原●自分好みのキッチン空間ですと、モチベーションもアップしますね。

 

和田さん●もちろんです!ちなみにわが家のキッチンのタイルは、赤です。これは「キッチンは明日香さんの場所。その目印にしましょう」とデザイナーさんが提案してくださったのです。赤は私の好きな色でもあり、キッチンに入ると元気が出てきますよ。


藤原●食育インストラクターの観点から、食材や料理において大切にされていることはありますか?


和田さん●「旬」ですね。冬には冬、夏には夏の食材があり、その季節だからこそ栄養価が高いはず。もちろん、旬のおいしさを知るには手作りのごはんが欠かせません。私は子どもたちに、食べ物から季節を感じるような大人になってほしいと願いながら、毎日ごはんを作っています。あとは、食べ残しなどをあまり口うるさく言わないで、私が率先しておいしそうに食べること。そうすると、子どもたちも興味を持ってくれますよ。


藤原●和田さんがリーダーのような、とても楽しそうな食卓ですね。さて、今回ショールームをご覧になって、空間にピッタリのお料理を出すとすると、どんなものをイメージされますか?


和田さん●モダン、カントリー、ジャパニーズの3つのモデルとも、友人をたくさん呼びたくなるような素敵な空間ですから、大皿料理がいいのではないでしょうか。例えば、お肉、野菜、ハーブがふんだんに盛られたサラダはどうでしょう。ドレッシングに和風、フレンチなど数種類用意すれば、ワイワイ楽しく食べられるのではないでしょうか。

 

子どもを育む住まいとは?


藤原●おうちではお子さんといっしょに料理を作ることもありますか?

 

和田さん●6歳の長女はお手伝いが好きで、サラダ用に野菜をちぎってくれます。香ばしい匂いがただよったりすると「何作っているの?」と集まってきます。「危ないからダメ」とキッチンに入らせないと、出来上がった料理しか知らない子どもに育ってしまうかもしれません。私は、「まるのまま」の食材を見せて、それがどうやって料理になるのかを学ぶことも大切だと思いますので、子どもに見せるようにしています。


藤原●見せることも子育てのひとつだと思いますが、子どもの目線では危ないこともあるかもしれません。どんな間取りであればいっしょに料理しやすいのでしょう。


和田さん●子どもの安全を考えると、キッチンスペースやカウンターは、断然広めのほうがいいです。こちらのショールームのキッチンはどれも使いやすそうですが、「子どもと過ごす」という観点で魅力的だと感じたのは、「カントリーモデル」のキッチン。キッチン回りが広くて動きやすいだけでなく、テーブルと一続きになっているので子どもが手伝いやすいと思います。配膳しやすくて時短に
もつながりそうですね。あとは、子どもがどこにいても分かるような、オープンな間取りが理想です。


藤原●経験させることはとても大切ですが、ケガをさせないための工夫、親の見守りは大切ですよね。


和田さん●小さいうちは、子どもはお母さんのそばにいますからね。キッチンとリビングがつながったオープンスペースであれば、子どもの気配をつねに感じられます。子どもがもう少し大きくなったときを考えると、キッチン、リビングだけでなく、上の階まで吹き抜けでつながったような間取りがいいかな。子どもが上階の自分の部屋にいても、声をかけやすいと思います。

 

空間を土手にしてモードチェンジ


藤原●キッチン以外で、子どもとすごしやすくするために、住まいの中で工夫してらっしゃることはありますか?


和田さん●家で撮影などの仕事が入ることもありますから、「お片付け」の工夫はしています。リビングには3畳ほどの「おもちゃスペース」を作っていて、おもちゃを持ち出して遊んでいても、お客さまが来られるときや、お風呂に入るときなどは必ず「おもちゃスペース」に片付けるようにしています。子どもたちも「ここは片付ける場所」と認識して、仕事があるときなどは自発的に片付けてくれるようになりました。


藤原●「おもちゃスペース」がスイッチになっているのですね。


和田さん●そうです。これだけで仕事モードに切り替えられるので、重宝しています。3人の子ども中心の生活ですが、仕事も大切。特に小さなお子さんがいて、これから家づくりをお考えの方は、将来的には違うスペースになるとしても、そうした片付けスペースを意識して間取りを考えるのもいいのではないでしょうか。

 

好みの変化に合わせてアレンジできる家


藤原●3つの異なるテイストの空間をご覧になっていかがでしたか?

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和田さん●「モダン」は洗練された空間で、「ジャパニーズ」は木をふんだんに使っていて、心安らぐ空間という印象でした。床には無垢材、壁は漆喰の「カントリー」空間はわが家のスタイルに一番近いのではないでしょうか。わが家は、冬も素足で過ごしたくて、床暖房を入れています。興味深かったのは、壁の一部にレンガブロックをはめ込んでいる造作。こういう発想はなかなか出てこないので、もしもう一度お家を建てるとしたらぜひ提案してもらいたいですね。


藤原●空間のアクセントになっておもしろいですよね。私は、壁の一部を、いつでも手軽に手を加えられるようにするのもおもしろいなと思っています。例えば子供が小さいときは黒板などの落書きスペースにして、子供が大きくなったら木材を貼ったり石目調のタイルを取り付けて雰囲気を変えてみたり。


和田さん●それ、いいですね。飾り棚を設置して、好みのインテリアを飾るのもいい!年齢によって好みも変わるはずですから、その時の状況や好みに応じて、アレンジ加えられれば、「わが家」をより長く楽しむことができますね。


藤原●和田さんがもしもう一度家を建てるとしたら、こんな家をつくりたい、こんな設備がほしいという希望はありますか?


和田さん●第一は明るくて、光と風を感じる家ですね。あとは家で映画を見るのが大好みの変化に合わせてアレンジできる家好きなのでホームシアターがほしいです。映画館やコンサートになかなか行けないので、大画面でグラス片手にリラックスして映画を見ることができたら最高の気分ですね。


藤原●おうちの中に自分だけの部屋をつくるとしたらどんなインテリアにしますか?

 

和田さん●それなら、メキシコ雑貨に囲まれた部屋がほしい!もう10年くらい前になりますが、メキシコ雑貨と出合い、カラフルな色合い、織物の模様がとにかくかわいくて好きになりました。今、自宅のトイレに少しずつ飾り始めているのですが、思い切りメキシコ色だらけの部屋があればいいな、と思います。


藤原●和田さんにとって、メキシコ雑貨には気持ちをアップさせるキーポイントなのですね。


和田さん●好きなもの、好きな色に囲まれると気分があがりますからね。ただし、家は自分一人で住む訳ではありませんので、家族のこと、仕事のこと、自分自身のこと、とにかくいろんな側面から考えることが大切ですよね。

 

 

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